2015年6月28日日曜日

6月死神ツアー、津アンバールで完結


合計12席の死神でした。
この時期に死神12席やるのも私ぐらいじゃないでしょうか?

そりゃそうです。
ここ3日間死神しかやってないのですから。
まだ飽きる程ではないので、ご要望があれば死神やりに行きますよ。2時間かかるので、独演会形式でないと無理ですが。

やるたびにちょっとずつ違うので、津が今の所の最終形態です。

アンバールではオープニングから首吊りに丁度いい位置に照明があったりして、偶然ですが舞台美術も揃っていました。

3階まで上がる階段も、現世を忘れさせてくれるには丁度いい長さ。入り口の扉も異世界を感じさせる、重厚でいて繊細な装飾が施されています。

バーならではの薄暗い間接照明も世界観を加速させてくれます。

死神ファイナルにふさわしいアンバール。
来月はどんなドラマが繰り広げられるか。
会場でお待ちしてます!


大阪発でもよかったのか。東京にこだわりすぎました。

勘違いです。
本流ではないやり方は、東京みたいな大都市で人口も溢れかえってるからこそ成り立つと思い込んでました。

人が多いからこそ、変わった事に興味を持つ人も現れると思ってました。
割合として。
何対何的なあれです。

本当に勘違いでした。
そんなフィールドには居ないという事に気付くのが遅かったのです。

割合の問題じゃないのです。
居るところにはいる。居ないところにはいない。好きと嫌いだけで…のクリーミーマミが正しかったのです。

東京とか田舎とな関係ないのです。

東京じゃなければできないと思っていた事が全てできています。
そりゃ、名古屋とか大阪は大都市ですけど、どうしてもわかりやすいものでなければ受け入れて貰えないという先入観が強すぎたのです。

今回も東京の自分の会でしか通用しないクーポン(シラー)発行に踏み切ってみました。

ただ物珍しいというのとは違います。
(詳しい事は省きます。ライブで使い方を聞いてください)

100円お得というだけでなく、お釣りとして円でなくシラーを選ぶお客さん(もう同士といっていいでしょう)。
発表からここまでディープな使い方をしてくれる同士がいる。
東京じゃなくても。
何万人に一人とか、そういうステージに私は居ないのです。

どこにいるかわからないけど、確実にどこかにいる同士を見つける事が大切なのです。

ネットですぐに誰とでも繋がれるからこそ、住んでいる場所なんて問題じゃなくなってるのです。

呼ばれれば何処にでも行きますよ。

大丈夫。違うと思ったら使い分けますから。
嘘だけど、お婆ちゃん子だったという設定にして。


2015年6月27日土曜日

名古屋サンルイス

名古屋駅の目の前という立地。
しかもステージが非常に多機能です。
元々は音楽のライブが出来る所ではありますが、音響照明、映像とエンターテイメントすべてを満たせます。
客席も可動式なので、落ち着いた内容からスタンダップでの激し目までオールジャンル向けに作られています。

それらの機能を一切使使わずにやりました。

宝の持ち腐れかもしれませんが、照明や映像音響は皆さんの頭の中。
それ以上の情景を思い描いてるはずです。

死神の世界。

オカルトのジャンルに入ってしまう死神が、CGなんか使うよりよっぽど鮮明な映像をお届けできるのです。

そう落語ならね。


2015年6月21日日曜日

郡山初の独演会



出るは出るは落語家の名前が!
私の知らない師匠の名前が次から次へと。

こんなに落語文化が浸透している土地だとは知りませんでした。

落語を好きな人は、まだまだ全国にたくさんいるのです。
私は正統ではありませんが、そういうのが好きな人も居ます。(少ないですが)

きっちりとした本格派を結構見聞きするチャンスはありますが、端っこでぐちゃぐちゃやってる私みたいなジャンルの落語家はなかなか見れません。

でも、多少なりともニーズがあるなら、工夫(8割)と努力(1割残りは運)で機会をつくるべきだと思います。

いつまでも正統派に大きな顔をさせておく必要はありません。

これ落語会なの?

と言われるような会かも知れませんが、私も主催者さんもお客さんも満足すればそれでいいのです。

形にとらわれず、こしらで会を開いてみたいと思ったら声をかけてください。

snsでお得な情報を流す事もありますので、それを狙って!
(今回も交通費、宿泊費不要の日に開催してもらいました)

そこまではちょっと…。という方はレモングラスはいかがでしょうか?

2015年6月20日土曜日

仙台を舞台に、青と緑が乱舞する。



今回、私は初参加でした。
とにかくエージェントのレベルが高いです。
ゲーム面でのレベルではありません。
複数で戦略を立てたり、敵の裏をかいたり…。
mmorpgなんかではよくある光景ですから、今更驚きません。
何が高いのか。
人としての常識力です。

ゲームに夢中になると蔑ろにされがちな「一般性」これが平均的に高いのです。
年齢層の高さだけもあるでしょうが、ゲームに参加するために外出しなくてはならないという点が大きなウェイトを占めていると思います。

今回、オープニングアクトとレジスタンスの祝勝会に参加しました。
何でもありではない、しっかりと社会常識の範囲で同じ方向に進む心地よさ。

無法地帯では味わえない楽しさです。

ゲームですから勝ち負けはあります。
お互い本気でやり合うから面白いのです。

問題は勝負が付いた時です。
両軍が称え合う。爽快です。
Googleに乗せられているのかも。と、頭をよぎりますが、そんな事はどうでもいいと思える楽しさ。

そうです。
どこか運営してようとどうでもいいのです。
楽しいフィールドを用意してくれてる所に感謝できる余裕が欲しいですね。

その余裕を持ったユーザーが大半を占めているのがIngressなんだと思い知りました。

写真は台湾エージェントからのプレゼント。
台湾!


2015年6月19日金曜日

落語家がペルセポリスで仙台に



他にやってる落語家が居なそうなので、勝手に代表しちゃいますが、
伝統芸能を代表して、立川こしらが参戦します。

落語界というよりも立川流の中ですら何の権限も持ってませんが、他に居ないのだから仕方ないです。
志の輔師匠なんかがやってたら、そりゃ大きな顔できませんが、間違いなくやらないでしょう。

ようやくIT化が進んできた落語界に位置情報サービスは難易度が高いのです。

落語家の団体なのに、ろくな公式サイト持ってない所が沢山あるぐらいです。
googleにスルーされても仕方ない業界なのです。(若手は凄く頑張ってますよ)

寄席の楽屋でポータル情報を交換したり、ガーディアンの日数を競ったりできません。

「兄さん、これ面白いですよ! やってます?」
と見せられた画面がパズドラです。

パズドラが悪い訳ではありません。
悪くはありませんが、何故それをしたり顔で聞くのだ! しかも今!

まあ、そんな周囲の状況ですから、仲間なんて期待できません。
これまで孤独な戦いを続けてきました。

HOでやり取りしたと思われる緑の集団に出くわしたり、COMMで流れる「先程はありがとうございました」というコメントを眺めては、羨ましいと思っていました。

仕事先でミッションを見つけては、順にクリアーする毎日。
自分で目標を立てて、自分を律して決して甘えず、かと言って無理のない範囲で、自らをしっかり見つめて精進する。

まるで修行僧になったつもりです。
そうしないと寂しさに負けそうだったから。
雨の降る明け方とか特に。

そんな人多いんじゃないですか?
私は今回、一歩踏み出しました。
イベントへの参加です。

しかも初めてのチーム戦。
GPSやスマホ画面も大事だとは思いますが、勝敗は二の次にして、友達を作ることを最優先したいと思います。

青だけど、緑とも仲良くなれるタイプだと思ってます。


名古屋の死神

今回は少しチャレンジしてみました。
東京の自分の会でしかやらないラインナップです。

1.死神
2.死神
3.死神

タイトルが同じだと、他のメンバーやネタ帳で迷惑かけたりしますが、私しか出ないので問題ありません。
といっても流石に自分でも混乱するので、

死神上中下
としておきます。

大きなホールでやるにははばかられる内容ですし、落語を常識的に好きな方が集まってる所ではなかなかできません。

ですがライブとしては、大満足です。
そりゃお客さんが多いに越したことはありませんが、たくさんのお客さんに認めて貰うというのを目標にするのであれば、もっと違うやり方をしないといけないでしょう。

それは私には向いてない。

たくさんのお客さんをテーマにするなら、違うジャンルでいいのかもな。とも思います。
まあ色々考えますが、自分が楽しい面白いを優先してこのシリーズはやります。

毎月名古屋大阪津には行きますので、色々満足できない方は来てみてください。
ここで満足できるかはわかりませんが、違うモノは確実に見れます。

せっかく毎月来てますから、前後の日程が空いてます。名阪方面でイベント考えてる方!
日程によっては交通宿泊費無しで行けます!
info@daipuro.com
まで気軽にお問い合わせ下さい。

名古屋ついでにIngressのポータルもとってきました。ここでガーディアン黒目指すよ。(ちょっと目立つけど)
リアルガーディアンが機能する所です。
一本道しかなくて、その道を通らないと途端にハックするのが困難になる場所。あるんですね。
ここを守るなら通せんぼすればいいだけです。

2015年6月17日水曜日

こしらクーポン、発券開始!



皆様待望のクーポンができました。
何と、今なら2000円で2100円分クーポンがゲット出来るチャンスです。

こちらのクーポンは…

各都市のこしらの集い
こしら関連グッズ
スポンサー参加
こしらの古本市
こしら米
等に使えます。

今後は協力店も増やして、幅広く使えるクーポンにしていく予定です。
取り扱ってもいいというお店は連絡下さい!(まずはレモングラスからお願いします)

こしら主催のイベント、落語会では基本的に使えます。
他の所(私が呼んでもらっただけの会など)は、混乱が生じますので、原則不可です。

詳しくはこしらの集いの休憩時間中に聞いてください。
続々発表される新しいサービスに目が離せません!


2015年6月16日火曜日

立川流広小路寄席、変幻自在の笑二



平日の昼にも関わらず、たくさんのご来場ありがとうございました。
私はトリの前でしたが、今日はオープニングから袖で体験しました。

本当にバラエティーに富んだメンバーです。
こんなに賑やかな一門もなかなかないです。

素晴らしいプログラムのトップバッターが笑二です。
この日の流れを決めたと言っても過言でない高座でした。
押さえる所は押えた上で、自分のパーソナリティーを印象付けるまくら。
そこから流れるような本編の落語に入っていきます。
努力だけでは追いつけない才能。
一度見たら認めざるをえない風格が漂っています。

まだ二つ目だという事が驚きです。
しかも入って数年です。
このまま進化を続けたら、とんでもない未来が待っています。

立川流にモンスターが居ます。
笑二です。

2015年6月15日月曜日

立川流の寄席に寒空はだかさん登場



念願かなっての共演です。
私が二つ目になって最初にゲストで出てくれたのが寒空はだかさんです。
いくつか会を企画しましたが、どれも嫌な顔を見せずに出てくれるのが寒空はだかさんです。

日程的に厳しかったり、金額的に厳しかったり、条件が悪い所ばかりでしたが、ようやく恩返しができました。

なんと言っても立川流の寄席ですから、はだかさんにとって、これ以上の幸せはないはずです。
私としても鼻高々です。
これで恩を返せたとは思っていませんが、8割ぐらいは返したでしょう。
なんと言っても立川流の寄席ですからね。

出ようと思っても簡単には出られない、ある意味「頂点」です。

富士山頂で「こしらはだか二人会」はいつでもできますが、比べるのも失礼なぐらい高い所にあるのが立川流広小路寄席です。

次回あるかはわかりません。
だって富士山より険しい道のりですから。


2015年6月14日日曜日

渋谷らくご 古典の日




こんな日にまさか出番があるなんて、想像すらしていませんでした。
これまでは古典とかそういう事を抜きにして、落語のカテゴリーにすら入れてもらえないという日々。

「お前のは落語じゃない」

何回言われた事か。
まあ、あまり悔しいとも思わなかったので、その層に受け入れられる事なく今日を向かえたはずでした。

その私が古典の日のトップバッターです。
落語ブーム、極まってます。

ガチガチの層(高座も客席も)が、新規の層に数で押されている証拠です。
それだけ新しい人がたくさん入ってきてるのです。

楽屋を見ても客席を見ても、落語と縁遠いと思える人がたくさんいます。
私が入門した頃には考えられませんでした。

あれだけ「お前は偽物だ」と言われ続けた私が! 
古典の日と銘打つ落語会に出ているのです。

師匠!事件です!
落語会は変わってしまいました!

言う事に飽きてしまったのか、聞いてる方が慣れたのか、私が上達したのかはわかりませんが、「下手くそ」とも言われなくなってしまいました。
これは少し寂しいですが。

聞きづらい、聞きやすい。面白い、つまらない。はわかりますが、上手いか下手かなんて業界に精通してないと判断できません。

その精通していた人達が押されているのです。新しい層に。

これは変わりますよ。
もう変わっているのかもしれません。
変化のある時って、わくわくしますよね。どっちの意味でも。


2015年6月12日金曜日

鯉八には誰もが8度、恋をする




渋谷らくご6月の初日。
先月に引き続き二人会(ふたりらくご)でした。

今回のネタがおはぎちゃん

タイトルからは想像できない上質なサスペンスです。
記号として人物描写を落とし込むのが得意な鯉八さんには珍しく、最初に登場する人物に情報が全くありません。
わかるのは名前だけです。

そうです。空っぽな主人公なんです。
周囲の事象のみで、少しずつ主人公に色がついていきます。

こういう人なのか。

理解した時には客席も含め登場人物さえも、空っぽだった主人公に全ての権利を握られている事に気が付きます。
「客席さえも」です。

ここが鯉八という男の強みなんです。
目の前にお客さんがいる必要があるのです。
わずかな間、些細な言い回しを巧みに操って、お客さんさえも作品のモブとして飲み込んでゆく。
映像作品として映画館で上映したのでは、この作品の良さは伝わらないでしょう。

終わった時にみんなが気が付きます。
あの空っぽな主人公こそ「鯉八」だったのだと。


2015年6月11日木曜日

四谷コタン、まだまだ元気です奥山先生



毎月開催している四谷コタン。
今月はイベント盛りだくさんで、気がついたら30分話してしまいました。

志獅丸も絶好調で、トリの奥山先生も渋い味を出していて、ここ数年で一番いい番組だったと思います。

毎月来てくださるお客さんの顔ぶれが、全員放送関係者というのも驚きです。
しかも重鎮ばかり。

「こしらは面白いな」
と言ってくれるので、使ってください!と即座に答えると、「現場しゃないからな」とそっけない答え。
10年前なら、スターにしてやれたけど今は難しい。

そんな話を聞いてしまうと、すごく寂しい気持ちになります。
誰にでも旬というのがあって、永遠と輝き続けるのは難しいんだな。なんて思ってしまった晩でした。

毎月やってますので、奥山先生周りの方は集まって下さい!

2015年6月1日月曜日

第一回、立川こしらクラウドファンディングプロジェクト




おかげさまで終了しました!
支援頂いた皆様には、心から感謝の気持ちを送りたいと思います。

目標額に達するかどうかを注目してしまいますが、一人ひとりの気持ちが総額に表れているだけです。

あくまでも出資して下さった、あなた!
そうです。
あなたに向けて、感謝を伝えたいのです。

何でもリスクとリターンを天秤にかける時代になってしまいました。
楽にお金を儲ける事が、勝ち組になりやすい世の中です。

本当の豊かさとは何でしょう?

世界から見たら日本は憧れの国です。
戦争もない、夜ちょっとコンビニに行ける、何より飢え死になんて滅多にありません。

物理的な生きる事に不自由しない、本当にいい国です。
そんな国だからこそ! 損得勘定だけでなく、違った価値観を提示出来ると信じています。

謂れの無い金は受け取れない。

江戸っ子は、ある意味今の拝金主義とは違う、新しい価値を見つけていました。
本当の豊かさ、幸せと言ってもいいでしょう。
これをいかに作り上げられるか。
日本に課せられた使命です。

あくまでもお金は途中の手段、最後の目的では無いはずです。

新しい価値を見つけた方が、これだけ賛同してくれた。
私にとっては、金額以上の達成感があります。

今回初回にもかかわらず参加してくれた、あなた! 
心の繋がりを感じずにはいられません。

第二回も企画中です!
今回逃した方も次回は検討してみて下さい!
新しいフィールドの扉を一緒に開きましょう!

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